南紀で鮎の友釣りを始めよう

南紀の鮎の主要河川には、有田川、日高川、富田川、日置川、古座川、熊野川の6河川があります。
(有田川、日高川は地理的には中紀ですが、南紀で統一させて頂きます。
また、有田川については、管理人に知識が無い場合が多く、対象外とさせて頂く記事もあります)

遊漁承認証購入と漁期について / どこの河川を選べば良いのか
どこの囮店を選べば良いのか / どのクラスの竿で対応すれば良いのか
どの程度の仕掛けで対応すれば良いのか  
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遊漁承認証購入と漁期について

普通一般的には、鮎の友釣りを行う場合には各河川の漁協が販売する鑑札(遊漁承認証)が必要です。購入方法は、各河川の囮店、各河川に隣接する一部釣具店などで概ね購入できます。鑑札にはシーズンを通して使える年券と一日限りの日券がありますが、釣行頻度に合わせて購入すれば良いでしょう。基本的には年券が10500円、日券が3150円が南紀の標準です。年券には顔写真が必要な河川もありますが、大抵は囮店、釣具店で写真撮影などの対応をしてくれます。

また、南紀の場合の漁期(解禁)は河川により異なります。毎年度の変更はないと思いますが、都度、河川単位で確認することが良いと思います。(遊漁承認証購入、漁期などの詳細は和歌山県内水面漁業協同組合連合会 で確認することができます)

どこの河川を選べば良いのか

基本的には自分の家から一番近い河川で良いと思います。情報が得やすいと言うことと、少しでも長い時間の釣りが楽しめる便利性があり、手軽に行けると言うことが最大の利点でしょう。しかし、鮎の友釣りと言うと、最初からの単独釣行には不安があると思います。知人からの勧めで始められるのであれば、知人の一番得意とする河川に帯同することが望ましいです。

初心者の方に僕が勧める河川としては、日高川、日置川ダム下流、富田川があります。その理由に、河川と並行するように幹線道路が有り、ほとんどの囮店がその道路沿いにあると言うことと、入川場所も解り易いと言うのが利点です。しかし、鮎の友釣りと言う釣りは、その年の河川状況が大きく左右する釣りです。あらゆる情報の中で、一番良い情報がある河川を選ぶのが最良だと思います。

どこの囮店を選べば良いのか

囮店には、「鮎の友あり、友鮎あります」などの旗や看板があるのが普通です。どこの囮店を選ぶかは本人の自由だと思いますが、日高川などを例に揚げますと、最下流の囮店から最上流の囮店までの車での移動時間は一時間以上もあり、河川情報などを考えると、最初は自分がこれから入ろうとする近くの囮店を選ぶのが基本だと思います。しかし、各囮店のすべての方が鮎の友釣りに精通しているわけではありません。何回か通いながら、少しでも多くの情報を詳しく教えてくれる囮店を自分で探すのがベストだと思います。何度か顔を出している間に名前も覚えて貰い、電話などで情報を聞きやすくしておく事も必要でしょう。

どのクラスの竿で対応すれば良いのか

鮎釣りも年数を重ねると、シーズン初期から晩期までの釣り、河川による対応などで様々な要素を持つ数種類の竿が必要となってきますが、最初は一本の竿から始められるのが良いと思います。また鮎竿は、基本的には高価な竿と言ったイメージがありますが、最初はあまり値段に囚われずに10万円以下のもので十分です。メーカーによっては5万円前後で購入できる竿もあります。鮎釣りを始めての数年は竿トラブルにも泣かされるでしょうし、換えパーツでも数万円もします。竿に慣れると言うことも含めて20万、30万もするような高価な竿を何本も購入する必要はないと思います。また、どこの釣りメーカーを選ぶかは本人の自由です。年数を重ねると自然に自分の固着するメーカーが確立されてくるものです。前文にも書いたように手軽な値段で決めることが良いでしょうし、高価な竿を持つにはそれなりの技術も必要となってきます。

竿の種類についてですが、釣りメーカーによって様々な名称が付けられている為、適合ラインと鮎の大きさで書かせて頂きます。基本的には、水中糸にナイロンの0.175/0.2、金属の0.07/0.1が使える程度の竿なら十分だと思います。どの竿にも適合ライン表示がされており参考にして下さい。しかし、メーカーによって適合ライン幅がまちまちで解りずらい面がありますので、鮎の大きさが20cm前後程度を目安にして、瀬やトロ場をオールマイティーに使えるものをお勧めします。初心者の方は、竿を優先するよりも自分が行きたい河川にあった竿の購入が望ましく、鮎の友釣りに精通する知人や釣具店の専門家の意見に耳を傾けるのも必要かと思います。私はちなみに、初期から中期はD社中硬硬と早瀬抜、中期から晩期にはG社の早瀬抜を使用しています。また、熊野川・北山川の急瀬の釣りにはG社のパワースペシャル早瀬抜を使用しています。しかし、最盛期の熊野川、北山川では急瀬クラスが必要だと思いますが、早瀬クラスの竿で十分に対応できるポイントも多くあります。南紀のどこの河川でも、使い易さを考えまずは9mクラスをお勧めします。近年、鮎竿は非常に計量化されています。しかし、自分の体力にあったものと言うのが原則です。

どの程度の仕掛けで対応すれば良いのか

基本的には、ナイロン(フロロ)の0.175/0.2、金属糸の0.07(0.08)/0.1があれば対応できると思います。初心者の方は、ライントラブルや仕掛け作りに最初は苦労すると思いますので、極端な細いラインの使用は避ける方が無難です。釣り歴と共に色々な操作に慣れ、ラインの強度と鮎のサイズ、川の流れなどによる違いの関係が徐々に解ってくると思います。ライン操作に慣れることに重点をおき徐々に細くして行けば良いでしょう。中盤から終盤に掛けて大鮎の出る日置川やシーズン通して水量のある熊野川や北山川では、ワンランク上のラインをお勧めします。

川別に考えますと、あくまで平水時を基本にしてですが、富田川や古座川ではナイロン(フロロ)で十分です。日置川、日高川、有田川、熊野川などでは両方を使い分けることで釣果が変わってくる可能性がありますが、まずはナイロン(フロロ)に慣れることが重要だと思います。

針はその時期に釣れる鮎の大きさによって変わってくると思いますが、6.5号、7.0号を基準に組み立てれば良いと思います。まずは3本イカリ、4本イカリを基本に、チラシ等のバリエーションを増やして行けば良いと思います。種類については個人個人の考え方があり、どれが最高と言うものではありませんが、多くの市販の針には使用用途が記載されたものがどのメーカーからも発売されています。用途に合った使い方をして行く上で、自分の釣りに合ったもの、河川に合ったものを探して行けば良いですし、それも鮎の友釣りをする上で楽しい勉強の一つです。